小袖展～江戸時代のオートクチュール～

土曜のミッドタウンにて。母と２人で見てきました。
近所に住んでれば、おじいちゃんと行きたかったなぁ。呉服屋の息子だったし。

チケットは会社でとってる新聞のアンケート出して当てました(●´Ｕ｀●)
総務のおじさまと仲良しだから良くこういうのくれる。
今Ｈ谷さんが使ってるカレンダーも当てたやつ。『ねっ！』って言われてとられちゃった。
カ、カワイイ…！


着物の展示だからあんまり期待しないで行ったのだけど、本物だったから感激。
最近出て来るような着物なんて、明度も彩度もあったもんじゃない。
大河ドラマすら暴言出そうなのたまに見るわ。
白菜出さないように気をつけるよりもすることあるだろう。


色彩が美しい事にため息。糸の色は褪せてるけど、それでも綺麗。鮮やかな時を想像する。
絞りや刺繍の技術に驚愕。絞りって染めの技法です。

当日のファッション雑誌もあった。雑誌…っていうかカタログかな。
帯は帯でこーゆーのあるんだろうなぁ。
着ると全く印象違うから面白いよね。

見てく中でいくつか好きなデザインのあったなぁ♪
自分で着てみたいよなー。

静物画の秘密展 新国立美術館

打ち上げの前に、頂いた展示会のチケットがあったので行く。


静物画ってルーツは風俗画だったのね。
庶民の暮らしの部分部分を書いている。

そうかぁ金持ちって林檎描くよか自分を描かせるもんな。
あとは神とか。

今回の展示見たら、来月のドイツでも絵画見たくなってきたっ！

チームバチスタの栄光

http://tkj.jp/batista/

知ってる人のムスコが書いたというので、話題に遅れながらも読みました。
くれくれアピールしてみましたがくれないので買いました。あはん。
でも、文庫で上下巻ものって買うのに決心が必要です。

専門用語てんこもりのガチな医療系を想像していたのですが、いやはや読みやすい。
専門知識が学生時代でストップしている田口先生（←主人公）の目線で話がすすむので、たとえカタカナ満載でその解説がなくても、田口先生の気持ちになれってことなんだなーと思って目の前の言葉の喧騒を受け止められる。

キャラもそれぞれ面白い。白鳥さんはずるいよなーあんなの出てきてかき回したら面白いに決まってる。
映画のキャストがハイムさんコト阿部ちゃんですが、まぁあの人「空中ブランコ」のイラベ先生とか「トリック」の上田とか演じているので、映画を見る側に親切な配役だなーと呼んでて思いました。キャラが似ているの。
ただ、個人的にはイラベ先生も白鳥さんも、”ぽっちゃり”というのは結構大切な要素だと思うので、カッコ良く仕上げなくていいからフクヨカ～な人を探して欲しかったな。
舞台版でイラベ先生を宮迫にしたのは、多少あたしの希望に近いです。もうちょっと！もうちょっとなんだよ！！

あとは、ラストのタタミカケの時にもっと田口先生に活躍する場面を与えて欲しかったよ白鳥さん。記者会見だけのどんでん返しでは、主人公のキラキラ感が少し物足りませんでした。
最後に桐生先生とのんびり会話をする時間は締めくくりとして好きです。
どんな大変な事件が起こっても、人間は何かを得てまた普通の生活を繰り返す。ともすると単調で退屈な日々に戻り、懐かしさばかりが廻る。

はたらきたい。

Ｑ　はたらく理由って何ですか？

Ａ　ちやほやされたい！


・・・そうかもしれない。
みんな本当はウケ狙いな気質で、その才能をすくすく育てていればタカさんにモノマネしてもらえたのかもしれない。
ノリさんと一緒にレベルが高すぎて意味不明なコントができたのかもしれない。うわーやりたかった。

板尾さんが「練習は嫌だけどしなきゃいけない」って言ってたから、きっとしなきゃいけないんだろうな。
板尾さんが言ったくらいだからな。
とりあえずは目先のことを終わらせなきゃ。

ラッシュライフ 伊坂幸太郎

やっと帰宅時間が早くなったり追い詰められ感が抜けたので、スイマーの攻撃が止んできました。
そいで、行き帰りの電車の中で本が読めるくらいの時間は起きていられるようになりました。
そしたら、残念なことに、ラッシュライフの続きが気になってしまって睡眠時間削って読んでまし・・た。
ここ数日間歓迎会とか続いてたのに風呂で読んで本濡らしたり、布団で読んで朝になって電気つきっぱでした。買った本で良かったよね。

いやぁ～ひさびさにガーッと本読んだ。豊潤豊潤。
グラスホッパー系だけどあれよかラッシュのほうが人間が弱くて好きだなー。
最近やっと理解したけど、伊坂さんて人気なんだね。映画とかめちゃんこやってたんだね。


※スイマー（名詞）
可視化できない魔物。温かい場所を好む。
十分な睡眠時間を得ていない場合や精神疲労が過度であるとき、攻撃をしてくる。睡魔。