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社会人4年目、ユー子の日常記。続きはアメブロで書いてます。<http://ameblo.jp/kiironigou/>
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ハズレなしのBunkamura musiumにて、やっぱりハズレなかった「ブリューゲル 版画の世界」を見てきました。
ベルギーの画家さんは色々とおもろい絵を描くので、わくわくしながら行ってきた。
今回は全部版画なので色味はないのですが、これがまぁ想像力かきたてられるワンダーランドなこと!

展示を見ていると説明文に~ヒエロニムス・ボスの描く怪物から影響を受けた~とやたらと書いてあるので検索してみたら、ボスの「快楽の園」を美術の本で見たことがありました。
なかでも「地獄」(「快楽の園」は3枚の絵でひとつの作品になっており、そのひとつが「地獄」)の中央に描かれている胴体が卵の殻で足が木になっている物悲しげな男が四つんばいになっているのはインパクトがあるので、見覚えのある人もいると思います。
この絵、恐いし意味分かんないので、さらに恐いんです。


本題はブリューゲル。
人気があるのは「7つの罪源シリーズ」で、わたしもこれ目当て。
罪源っていうのは、キリスト教において人間を罪に導く可能性のある感情や欲望のことで、、「強欲(グリード)」「傲慢(プライド)」「憤怒(ラース)」「怠惰(スロウス)」「暴食(グラトニー)」「嫉妬(エンビー)」「色欲(ラスト)」のこと。
んで、このシリーズには罪の象徴とされる動物や、不気味さを増すような造形の怪物がうろちょろ出てくるのですが、か~わいいんだこれ!
鬼の顔だけに羽が生えたのとか、しっぽの生えた人面動物が帽子被って歩いてたりとか。
会場内では、アニメーションになってました。
あと、bunkamuraのサイトで、会場の動画案内が見られるので、興味あったら見てみてください。
ざーっと会場内を歩くように映像が流れるからじっくりは見られないけど、他のコンテンツに絵を拡大するのとかがあるので、良ければそっちも。
で、なんじゃこりゃ楽しいじゃん!と思ったら、版画じゃないブリューゲルの絵を検索かけてみてください。
特にバベルの塔!
こんなに細かすぎる絵、馬鹿!!(←褒めている)


良きも悪きも混じった人臭さが作品からにじみ出ていて、人間が好きな画家さんだったんじゃないかなって思いました。
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ユー子
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40
性別:
女性
誕生日:
1984/12/19
職業:
事務
趣味:
英語の勉強
自己紹介:
スルメ系女子。

小さい頃からマイケル・ジャクソン大好き。
卒業旅行で初海外の南イタリア以来、行けるものなら毎月旅行したいです。
美術館好き。
仕事は上野の方で事務員。
会社で非公式にカレー部に参加。夏でなくてもカレーが食べたい。
東京の西の方に住んでます。
2008年6月1日から英語を独学勉強中。
フランス語とドイツ語もしゃべりたい。
友情も恋愛も仕事も家族も自分の事も色々模索。
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