第12回文化庁メディア芸術祭

加山又造展見終わって、２階のお手洗い行ったら
【入場無料】
って目に入ったので思わず。えへ。



若いアーティストが色んな試みで創作したものがたくさんあって興奮。
開催期間が短く、あたしが行った日が最終日でした。
体感系がたくさんあったから、絶対楽しいから皆に教えたかったのに残念。

さて。
入場してすぐに目につくのが、板が集団で街中を移動するように見える映像。
多分、板を１枚動かすたびに写真をとって、それを何百枚とつなぎあわせてるんだと思います。
感動。この努力に乾杯。
 
その横には、本物の砂がパネルの上に乗っかってる展示。
何かと思って覗いてみると、墨で描いたような蟲や微生物の画像がパネルにうごうごしてる。
砂を蟲の映像にふりかけると、身動きとれなくなってる。
ちょっとー！！何これ面白すぎるんですが！！！
ためしに、蟲のまわりに砂で土手を作ると、そこから出られなくなってあわててる。
ちょっとー！！！天才かコレ作った人！１時間幸せ。全く飽きない。

[写真参照]
シャボン玉がかなでるハープ。と、シャボン玉の噴出し口。
音も映像もすっごく幻想的。部屋が泡泡になっても良いから１台欲しい。

[写真参照]
録音した音を、スイッチひとつで一定時間流す録音機。
テケテケした音楽流れてるからなんだろうと思ったら、男性がひとりで全部管理してて驚く。
ＤＪの技術いらずですよコレ。スイッチひとつで多音を操ってました。
ボイス録音を流すことも可能。

[写真参照]
ザ・ヒューマンデジタル時計！！
これ笑った～。
映像作品なんだけど、壁掛けテレビで流してるから大きい時計に見える。
で、１分ごとにヘルメットかぶった黒人さんが３～６人くらい出てきて、数字くみたてるの。
写真の右下にゴチャっといるのがその黒人さんたちです。
数字ひとつが結構大きいことが分かると思います。

７分から８分になるときは、デカイ脚立が２組出てきてたよ。
８って一番手間がかかるじゃないですか。
しばらく眺めてると微笑ましく且苦笑いです。この時計が部屋にあったら生活どうなるんだろう。