自動書記

金曜日からラーメンが食べたくて今日食べてきました。
食べ物の望みは数日かかっても叶えたい女、ユー子です。


デザインフェスタに行って気になったブースのひとつ。
お客さんが座ってて、出展者が向かいに座ってて絵を描いていたので、ぱっと見は似顔絵ブースなんだけど、なんか違う。

「あなたの今の状態、またはあなたの後ろの人かきます」

という看板。
後ろの人？

かいているスケッチブックをよく見て見たら、顔をかいてるけど、でも目の前に座っているお客さんの顔じゃない。
後ろの人って、いわゆる守護霊とかそういうことかしら？

出展者さんは、自動書記というのが備わっている人だそうで、相手と話しながら勝手に筆が進んでいき、絵や文字が意図とは別の意識で書くんだそう。
上手くは説明できないけど。

足が止まってしまって、しばらく眺めてました。
すでに当日の予約はいっぱいで、普段は自動書記をしていないとの事なので、気になったものの、その場を離れました。

無意識にパソコンのキーボードでカタカタと書いたりということが自分にもあるけど、それとは全く違う事なんだろか。
集中が高くなると意識せずに言葉がすらすら出てきて、たまに自分が書いた事にびっくりする。
あぁ心の中ではこういう風に考えてたんだな、って自覚するとか。

んー。なんか気になってしまうな。
他の自動書記ができる人を探してみるかなと思ったけど、あたしが気になったのは、あのブースだしなぁと思ってしまう。

ちょっと次元の違う話しだけど、おばけとか霊とかの話をこないだおみつとしてて、彼女はやたら怖いんだそうです。
エレベーターや暗い場所では、後ろを何度も振り返ってしまうらしい。
あたしは夜道で怖いのは人間や猫なので、その恐怖を分かってあげられないんだけど、たぶん霊感とかゼロなんじゃないかと思うんだわ。
否定派ではないけど、見えないし感じないからなんとも言えないというのが本音で。
お化け屋敷や映画で脅かしてくるのは人間な訳で、霊とは違うものだしさ。
お化け屋敷なんて怖くて入りたくないもの。
驚かされに行くって事でしょ？
あれはお化け屋敷じゃなくて、度胸試しの館だよ。
度胸なんかないもの。

だけど、あたしの後ろに後ろの人がいるなら何を見ているのか知りたいな、自分の何かの助けになるのかな、と思ったり。

何かを頼りにしたいだけでしょうか。